下妻コシヒカリ物語 ~下妻の米作り~
2004年(平成16年)に深田恭子と土屋アンナらのキャストで「下妻物語」が映画化されました。
その舞台となったのが、塚越農産商店がある下妻市です。筑波山のふもとで、のんびりとした
穏やかな風土の中、愛情持ってコシヒカリを丁寧に育てています。
私たち、米づくり農家の一年は早春から始まります。
3月…土づくり
少しずつ暖かくなってくきた頃…
稲刈りの後は、田んぼの水は無くなり、土は乾燥!
春になると乾燥した田を耕します。美味しいコシヒカリ米ができるように、乾いた土を掘り起こし、細かく砕き、栄養を与え、空気を沢山含ませます。けっこう力仕事です(^^)
栄養を与える、有機肥料。機械作業があるとはいえ、まだまだ力仕事が続く時期です。
3月下旬~4月上旬…種まき
お天気を見ながら、種まき開始です。
土入れをした苗箱に、コシヒカリの種もみをまき、その上にさらに少し土をかぶせます。ですから、箱苗は土が見えるだけ!!
沢山出来上がった箱苗をハウスへ並べます。丁寧に一つひとつ…
「元気な芽が出ますよう」にと願いながら!
この後は温度調整をしながら、コシヒカリの芽が出るのを待つ時期です。
4月上旬…すくすく育つ苗 成長記録
[種まき後 1週間の様子]
季節の変わり目で、温度差が多い日もあり、管理に注意です。無事、育ってくれる苗が見られることが一番うれしい時期です。
[種まき後 10日目の様子]
土が見えなくなる位、すくすく育つコシヒカリの苗です。
下妻の塚越農産商店のコシヒカリが皆さんの食卓に届くのはまだまだ先ですが…
毎日「よしっ、元気に頑張っているな!」と苗と会話する時期です。
[種まき 20日目の様子]
ハウスの中で緑の苗がふさふさしています。
田んぼデビューまであと、ほんの数日・・・
[代かき] 4月下旬
苗の成長を見守りながら…
田んぼに水を張り、土をさらに細かくし、丁寧にかき混ぜます。土の表面を平らにすることが大切!田んぼの水漏れ防止や平らな土上で苗が均等に育つように準備をします。この田んぼに苗がやってくるのはもうすぐです
[田植え] 5月上旬
いよいよ苗植えが始まりました。
<塚越農産商店のGWは田植えDAY!!>
苗植え後は、水の管理や病気や害虫から苗を守り、立派な穂にするため、成長具合を見ながら追肥をしたり…
コシヒカリ通販で多くの皆さんに喜んで頂けるように「育てる」は、まだまだ続きます!!
【8月上旬】成長記録 コシヒカリが立派に育ってきました。
美味しい新米のお届けまであと約1ヶ月!
【8月下旬】成長記録 実る稲穂 稲刈りの準備で忙しくなります。
写真左:籾摺り(もみすり)
※籾から籾殻を取り除いて玄米にすることをいいます。
写真右:米穀検査
※登録検査機関が行う品位成分検査のことをいいます。
1年間いつでも美味しいお米を食べていただけるよう、きめ細かい温度管理保存を徹底。